【安全性!】仮想通貨CertiK 監査のメリット・デメリット
更新日 2022/10/1


「仮想通貨のCertiK監査って何だろう?」、「仮想通貨のCertiK監査を受けている会社のメリット・デメリットは?」、「すでにCertiK監査を受けている仮想通貨ってあるのだろうか?」
こういった疑問に答えます。
もくじ
1.本記事の信頼性

本記事を書いている筆者は、世界有数のインターネット企業出身です。
ということで、インターネットと会計・金融をからめたフィンテックが得意です。
では、今回は、フィンテックと言えば、仮想通貨ということで、前回に引き続き仮想通貨記事を書いていきたいと思います。
今回は、仮想通貨の流失を低減するために、アメリカなどで行われているCertiK監査についての記事を書いてみます。
なお、CertiK監査は、仮想通貨の流失リスクを減らすための、システムの監査になり、世界で行われている財務諸表などの決算書の監査ではありません。
2.読者さんへのメッセージ
本記事は3分で読み終わります。3分後にあなたは、「仮想通貨のCertiK監査のメリット・デメリットはこうだぜ!割と詳しいぜ!」と爽やかに切り出せるようになるでしょう。
※1 この記事では、正式名称を暗号資産という仮想通貨について、まだ一般で使われている「仮想通貨」という用語で記載します。
※2 免責:仮想通貨は、内容によっては怪しいところもあるので、よく調べましょう。この記事は、参考程度の資料であり、実際に投資する際には、自己責任でお願いします。
それでは、早速見てみましょう。
3.仮想通貨のCertiK監査のメリット・デメリットは?
①仮想通貨のCertiK監査とは?

A.仮想通貨CertiK監査とは?
仮想通貨のCertiK監査とは、数年前から世界中で起こってしまっている仮想通貨の流失リスクを下げるための監査になります。
いわゆる決算後に行う財務諸表や決算書などの会計監査とは全く違うものになるので、注意が必要です。
では、仮想通貨のCertiK監査の話に戻ります。仮想通貨のCertiK監査は、何を行うのでしょうか?
仮想通貨のCertiK監査は、主として仮想通貨のプラットフォームに脆弱性がないかを見ていきます。
脆弱性があると、そこを悪意ある人に狙われてしまい、仮想通貨を奪われてしまいます。
仮想通貨CertiKの監査は、1度だけでなく、継続的に行うことを依頼できます。
それがSkynetという商品です。
B.仮想通貨監査のCertiKの運営会社概要は?
B-1.仮想通貨の監査会社CertiKの運営会社とは?

仮想通貨の監査会社CertiKは、イエール大学とコロンビア大学の教授によって2018年に設立されました。
CertiKは、世界的仮想通貨取引所であるBinance,OKEx,Huobiなどの会社から、仮想通貨監査会社として、おすすめされています。
※Binance、OKEx、Huobiは、日本の金融庁の暗号資産取引所に登録されていません。
日本の投資家保護が十分図られているかは微妙です。
B-2. 仮想通貨の監査会社CertiKの本社所在地と、会社形態、従業員数は?

仮想通貨の監査会社CertiKの本社所在地は、ニューヨークです。
従業員数は、51~200名です。
仮想通貨CertiKは非上場であり、次のような企業に出資を受けています。
イエール大学、アメリカ最大級の仮想通貨取引所Coinbase、世界最大級の仮想通貨取引所Binanceなどからです。
※Coinbaseは日本の金融庁に暗号資産取引所として登録されており、日本の投資家保護政策下にあります。
Binanceは、日本の金融庁の暗号資産取引所に登録されていません。
B-3. 仮想通貨の監査会社CertiKの取扱業務は?
CertiKは、ブロックチェーンのセキュリティと、フォーマルベリフィケーションテクノロジーの利用、そして、AIを使ったブロックチェーン、スマートコントラクト、ウェブ3のアプリのモニタリングなどを行うパイオニア企業です。
B-4. 仮想通貨の監査会社CertiKの歴史は?
CertiKは、クリントン大統領なども卒業しているアメリカの名門大学イエール大学や世界一の株式投資家であるウォーレンバフェットの先生であるベンジャミン・グレアムが教鞭をとった同じく名門大学コロンビア大学の教授が、2018年に設立した会社です。
仮想通貨監査会社CertiKは、設立からまだ4年しか経っておらず、非上場企業なので、あまり情報がありません。
②仮想通貨のCertiK監査のプロセスは?

仮想通貨CertiK監査のプロセスは次の流れで行われます。
仮想通貨プラットフォームのコードのシェア
↓
仮想通貨CertiK監査の見積を受け取る
↓
脆弱性の検査が始まる(CertiKのセキュリティエキスパートがコードをレビューします。)
↓
救済策の提案(脆弱性をどうやって改善するかのアイデアが提示されます。)
↓
レポートの送付
と、CertiK監査は、このような流れになっています。
③Skynetという継続監査商品は?

CertiKは、1度だけの仮想通貨脆弱性監査に加え、継続的な仮想通貨の脆弱性監査ができるSkynetという商品も出しています。
Skynetは、次のようなプロセスで行われます。
AIベースでコードをスキャンする
↓
あなたのプロジェクトのチェーン上のデータを分析し、機能を向上させます。
↓
リスクや詐欺を追跡します
Skynetは、継続して、悪意ある人から仮想通貨を守る仕組みとなっています。
コードは1回監査したら終わりではありません。
コードは、どんどん上書きされたり、新しく足されていくものなので、CertiK監査にプラスしてSkynetによる監査も欠かせないものとなるでしょう。
④仮想通貨のCertiK監査を受けている会社のメリットは?

A.仮想通貨のCertiK監査のメリット:仮想通貨の流失リスクが低い
仮想通貨のCertiK監査を受けている会社のメリットは、明らかです。
比較的、仮想通貨の流失リスクが低いということでしょう。(受けていない会社より)
仮想通貨の流失は、投資家に明らかな損害を与えます。
仮想通貨に投資しているつもりが、気が付いたら、「0」になっていたということがありえるのですから。
CertiK監査を受けている会社だとすでにCertiKによって脆弱性が発見されて、それを改善している可能性が高いので、安全性が高いと言えます。
B.仮想通貨のCertiK監査のメリット:特に分散型ブロックチェーンで効果を発揮する
従来の中央集権型のブロックチェーンだと主催者の企業によってコードが保全されていますが、最近流行りの分散型のブロックチェーンのスマート契約は、企業そのものというより、コードそのものに安全性が担保されています。
イーサリウムより、Binance(バイナンス)スマートチェーンは、取引の速さと料金の安さで2021年にシェアを大きく伸ばしました。このBinancce(バイナンス)スマートチェーンは、2022年2月には、1.2ビリオンダラーの総資産(1,200億円)になると言われています。
この成長により、ブロックチェーン上にあるDe-Fi資産により多くのセキュリティが求められます。
スマート契約は、一旦リリースされると後で変えられないので、リリース前にコードの完璧なセキュリティが求められます。
1つのバグやセキュリティの脆弱性でもファンドを誤った方向に導くことがありえますし、ハッカーにチャンスを与えることになってしまうからです。
CertiK監査は、ブロックチェーン上の監査のパイオニア的企業であり、スマートコントラクトとブロックチェーンネットワーク上の高い認証技術を持ってます。
よって、分散型のブロックチェーンに関する仮想通貨を買う場合は、特にCertiK監査を受けているかどうかチェックした方がよいでしょう。
⑤仮想通貨のCertiK監査を受けている会社のデメリットは?
仮想通貨CertiK監査を受けている会社のデメリットは、特に見当たらないです。
4.すでにCertiK監査を受けている仮想通貨

すでに仮想通貨のCertiK監査を受けているのは、1,800のプロトコルとブロックチェーンです。
仮想通貨の監査会社CertiKには、2,500以上の企業のクライアントがおり、310ビリオンダラー(日本円で約34兆円)の価値のデジタル資産のセキュリティ向上を助けており、45,000のブロックチェーンコードの脆弱性を発見したとされます。
CertiKの仮想通貨脆弱性監査を受けている企業の1例としてGaia Onlineがあります。
Gaia OnlineのCertiK監査は、2022年3月末進行中で、レポート発行段階まで行っています。
Gaia Onlineの仮想通貨GGMについて知りたい人は、コチラ!
5.仮想通貨CertiK監査の料金は?

ここまで見てきて、仮想通貨を買う際には、CertiK監査を受けているところがおすすめだという流れになりましたよね。
特に分散型ブロックチェーン上型の仮想通貨におすすめです。
では、ここからの情報は本当に参考程度になるのですが、筆者は、この「仮想通貨のCertiK監査を受けるのって一体いくらくらいするのだろうか?」という素朴な疑問に突き当たりました。
そして、調べてみました。
仮想通貨のCertiK監査そのものの料金ではないですが、仮想通貨の監査は、中規模のプロジェクトだと、5Kドル(約550万円)から30Kドル(約3,300万円)が相場だそうです。大きなプロジェクトとなると500Kに(約5.5億)になるそうです。
まぁ、仮想通貨において、セキュリティは重要なポイントなので、このくらいの料金というのは納得です。
6.SMSでの2段階認証は脆弱性が高い!?

2022年9月末ころ、仮想通貨監査のCertiKは、SMSでの2段階認証は、最も脆弱性が高いと発表しました。
あちらこちらで使われているSMSでの2段階認証ですが、実は、仮想通貨売買では、最も脆弱性が高いことが判明したのです。
代わりにGoogle Authentificator, Duo, Authyなどを使った方が安全性が高いと言われています。
仮想通貨売買の2段階認証は、選べるなら、SMS以外を選んだ方が良さそうですね。
仮想通貨監査のCertiKでは、今後もサイトの脆弱性などについて色々発表してくれることでしょう!
7.仮想通貨CertiK監査のメリット・デメリットのまとめ
本記事のまとめ
仮想通貨のCertiK監査は、仮想通貨プラットフォームの脆弱性監査のことです。
脆弱性を発見し、そこを早めに対策することによって、仮想通貨流失リスクが低減できる仕組みです。
また、この脆弱性の発見を継続して行う商品がSkynetという仕組みです。
仮想通貨CertiK監査は、信頼できない会社に行ってもらうと、それこそ、コード全部が盗み取られてしまうので、信頼性が大事だと思われます。
その点では、仮想通貨CertiK監査は、2018年創業と歴史は短いですが、イエール大学とコロンビア大学の教授によって設立された会社であり、安心感があります。
また、その出資者にイエール大学やアメリカ最大級の仮想通貨取引所Coinbase、Binanceも名を連ねていることから、安心度は高そうです。
この仮想通貨CertiK監査を受けている会社であれば、仮想通貨流出リスクは、他の仮想通貨発行会社より明らかに低いと言えるでしょう。
あなたが、仮想通貨に投資する際には、CertiK監査を受けているところを選ぶというのも一つのアイデアだと言えるでしょう。
CertiK監査があるから絶対に流失しないとまでは言い切れませんが、CertiK監査を受けている仮想通貨発行会社の方が流失リスクは低いと言えるでしょう。
みなさんも、安全性の高い仮想通貨を探して、安全に投資してくださいね!
本記事を読んだあなたがすべきこと
・仮想通貨のCertiK監査を受けている会社の仮想通貨を探す
・仮想通貨CertiK監査の最新情報をアップデートする
・秋になったら仮想通貨の確定申告を準備をはじめる