薬剤師は、副業するより開業した方がいいって本当!?薬剤師は開業した方がいい理由5つ

「薬剤師で副業を考えているけど、どうなんだろう?」、「薬剤師は副業するより開業した方がいいって本当!?」、「開業しても稼げるのかな?」こういった疑問に答えます。

1.本記事の信頼性

本記事は、税理士が書いています。

筆者は元々、世界有数のインターネット企業につとめていました。

ブロガーでもあるので、You Tubeなど副業ウェブ業界に詳しいです。

本記事に信頼性はあると言えるでしょう。

2.読者さんへのメッセージ

今回は、副業を考えている薬剤師向けの記事です。

結論から言うと、あなたは副業するより、開業に向けた準備をする方が、遥かにコスパがいいです。

薬剤師であるあなたの人生の総合的満足度もあがります。

あなたは、6年間薬科大学に通い、現在も病院か薬局に勤め、友達も医療関係ばかりでしょう。一般社会がどうなっているか、実は知らないのです。

あなたは、薬剤師である以上、一般勤め人より遥かに恵まれています。

副業は給与の上がらない一般勤め人が、ブラック企業から抜け出すということが主たる目的です。

あなたは薬剤師である以上、給与は高いし、独立すれば、あなたの収入は天井知らずなのです。

現在ブラック病院や薬局に勤めていたとしても一般的ブラック企業より遥かにましな状態にいるのです。

その利点を生かしましょう!

本記事は、3分で読み終わります。

3分後にあなたは、「薬剤師の副業・開業についてわかった!」という状態になれれば幸いです。

では、はじまり、はじまり~!

免責事項:副業は自己責任になります。また、本講義では、コンテンツの正確性・妥当性等につきましては細心の注意を払っておりますが、その保証をするものではありません。したがって、当事務所は、本記事の利用によって読者に何らかの損害が発生したとしても、かかる損害については一切の責任を負いません。

3.薬剤師は、副業するより開業した方がいいって本当!?薬剤師は開業した方がいい理由5つ

薬剤師は副業より開業!その理由①:あなたは選ばれた薬剤師

では、本題始まる前に1つクイズを出したいと思います!

皆さんご存じのとおり、政府は2017年から副業を推奨しています。

では、「一体どのくらいの人が副業をしているでしょうか?」気になるでしょう!

正解「2020年副業をしている人は9.7%です。(労働政策審議会)」

日本の労働人口は、6,860万(2021年)くらいなので、約680万人が副業をしています。

本は、100万部売れるとベストセラーとなります。

実は、副業は、ベストセラーの7倍近くいるのです。

ただし、これは一般人向けの話なのです。

あなたは薬剤師という国家資格を持った選ばれた人です。

選ばれたあなたは、その国家資格を生かして、開業した方が、実は、人生のコスパはよくなるのです。

現在、薬剤師であるあなたは、高校の理系クラスに入り、6年間薬科大学へ行き、その後、大学病院か個人経営の薬局かドラッグストアの調剤部に勤めていることでしょう。

結論からいうと、あなたは、一般勤務人がどれだけブラック環境で働いているかを知らないでしょう。

大抵の薬剤師がそうであるように、私立大薬学部を出たあなたには、6年間の学費が1,200万円くらいかかっています。

一般的私立大学の4年間の学費は400万円です。

薬剤師のあなたの両親は、あなたに3倍の学費を払っているのです。

あなたは、実は、とても恵まれた家に生まれているのです。

ブラック環境にいなかったのです。

副業は、今後、年功序列で給与が上がらない一般勤務人を支えることが1つの目的です。

あなたは、転職でいくらでもお給料をあげることもできますし、開業すれば、天井知らずに稼げるのです。

では、ここからも続いて、薬剤師は副業より開業した方がいい理由を見てみましょう!

薬剤師は副業より開業!その理由②:薬剤師資格だけで稼げる

薬剤師の平均給与は、565万円です。

日本人の平均給与は、433万円です。

もうすでに130万円上乗せされているのです。

さらに薬剤師の平均残業時間は、平均11時間です。(厚労省、令和元年)

一般人の平均残業時間は、25時間のようです。

※このデータはかなり信ぴょう性に疑わしいと思います。

薬剤師は、平均残業時間が、一般勤務人に比べて1/2なのです。

超ホワイトですよね。

薬剤師は、恵まれた職業で、超ホワイトなのに、なぜ、朝・退社後・休日を使って、スマホでせっせと副業をしようとするのでしょうか?

筆者及び経験者がほとんど言いますが、しかも、ブログは最低半年~1年は、記事のクリックさえ、ほとんどありません。

Twitterもフォロワーを伸ばすのに、最短で半年かかります。

筆者は、You TubeやTikTokはやっていないので、どれくらい時間がかかるかわかりません。ブログやTwitterよりうまくいくまでの時間が短いかもしれません。

まぁ、どちらにしろ何にしろ、ブログの書き方、Twitterのフォロワーの伸ばし方、撮影の仕方、動画編集の仕方などあなたは学ぶ必要があります。

では、さてさて考えてみましょう。副業は何のためにやるのでしょうか?

副業はそもそもブラック環境から抜け出すためというのが、前提です。

薬剤師だけで十分稼げるあなたのスキマ時間をウェブ関係の知識で埋めるべきでしょうか?

もっと、効率的な使い方があります。

開業の立地を精査するだとか、開業のためのマーケティングをするとか、開業時の内装を研究するだとか、開業後の従業員採用に備えて労働関係の勉強をするとかです。こちらの方がよほどコスパがいいです!

なぜなら、薬剤師は、順調に開業すれば、収入で1,000万~1,500万だと言われています。

一般人のExitが副業→開業であれば、薬剤師であるあなたのExitは、開業なのです!

さぁ、スキマ時間で開業へ向けてGo~!

薬剤師は副業より開業!その理由③:分散より集中の方が効果が高い

薬剤師が副業より開業した方がいい理由としては、集中戦略の方が成果を高いからです。

たった1代で総資産1,000億ドル(10兆円)稼いだウォーレンバフェットは、卵は全部篭の中にいれておくという集中戦略で進めていました。

また、家系ラーメン総本山吉村屋は、グループ全体売上約18億円ありますが、メニューはたったの6種類のみ(実質1種類では・・・?)。集中戦略をとっています。

ちなみにメニューは、ラーメン、ラーメン中盛り、ラーメン大盛、チャーシュー麺、チャーシュー麺中盛、チャーシュー麺大盛です。

これ、実質1種類ですよね・・・?

つまり、集中戦略こそが勝つために重要な秘訣なんです。

薬剤師のあなたは、薬局勤務に集中し、薬局開業をするのが一番コスパがいいのです。

そこにブロガーとか、You Tuberをはさむことを考えてみましょう。

吉村屋に餃子やレバニラ炒めを足すようなものです。

薬剤師であるあなたも家系ラーメンの集中戦略を参考にして、副業より開業を目指しましょう!

薬剤師は副業より開業!その理由④:薬局不足の地域がある

薬剤師として、薬局をオープンしても、お客さんがこないかもしれない。大手ドラッグストアの一人勝ちかもしれない。そういった心配があると思います。

実際、筆者の事務所の近くの薬局が開店後6か月でクローズしたのを目撃しました。

薬局経営において大事なのは、立地なのです。

そもそも薬局開業のポテンシャルが高いエリアなのか、病院との導線はどうか?などが薬局開業の成功の秘訣です。

ちなみに神奈川県全体でいうと、薬局は不足ぎみです。

全国平均が、10万人あたり47件に対して、神奈川県は、43件です。(日本医師会2022)

さらに神奈川県の中でも圧倒的に薬局(薬剤師)不足なエリアがあるのです。

つまり薬剤師は、副業うんぬんより、もはや開業エリアの選定に時間をかけた方がコスパがいいということです。

開業エリアさえ当てれば、薬局(薬剤師)は稼げるからです。

薬剤師は副業より開業!その理由⑤:何回でも転職できる

薬剤師が副業を始める意味がさほどない理由の1つに何回でも転職できるということがあります。

薬剤師の方は知らないかもしれないですが、一般人は、転職35歳限界説とか3回以上の転職がマイナスになるだとか色々な足かせを課されています。(最近は、緩和傾向にありますが)

一般人は、転職がしずらいという難点をヘッジするために、副業をする必要があるのです。

これに対して薬剤師は、何歳でも何回でも転職できます。

副業をしなくても、転職して、よりよい職場に行き、十分な準備をして開業というのが薬剤師のあなただけが選べる黄金コースとなります。

薬剤師は特権階級なのです。一般人と違い副業しなくても良いのです。

4.「薬剤師は、副業するより開業した方がいいって本当!?薬剤師は開業した方がいい理由5つ」のまとめ

今回は、薬剤師は副業するより開業した方がいい理由を5つお知らせしました。

まず、薬剤師であるあなたは選ばれた人なのです。一般人と異なり、その資格だけで稼げるのです。副業して力を分散してしまうより、「薬」という本業に集中することが最もコスパがいいです。薬局不足の地域で開業すれば余裕です。そして失敗しても、薬剤師資格があれば再就職(転職)はいつでも可能です。

では、薬剤師であるあなたが今すべきことはなんでしょう?副業でしょうか?

違いますよね。

正解は、開業準備です。

薬剤師による薬局開業は、立地がすべてです。薬剤師不足のエリアを探し、病院との同線(徒歩ルート)を綿密に検討しましょう。

ここまでできたら、あとは、会社の大枠を作っていきます。

個人事業なのか法人なのか、従業員は雇うのか、税理士は誰がいいのか?

筆者の個人Twitterでは、経営者向けに経営者マインド、経営学などを発信しています。

今後、開業して経営者になるあなたは必見!

では、またお会いいたしましょ~!