南米人と暮らす(ニューヨークの暮らし)

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アメリカには、色んなルーツを持った人がいます。

筆者は、昔、ニューヨークで会計の仕事をしていました。

その時に、南米系アメリカ人(スパニッシュ)と一緒に住んでいました。

その時の暮らしを書いてみたいと思います。

1.プラタノ(バナナ)の揚げ物

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大冒険ですね。

謎の匂いがいつも家の中に漂っていました。

気になってある日聞いてみると、

「プラタノの揚げ物の匂いじゃないかな?」とのことでした。

プラタノ(←ずっとプラタナスだと思っていました。)とは、バナナの揚げ物のことだそうです。

南米の主食なんだそうです。知ってました?

主食って、「お米」か「パン」しか知らなかったのですが、「揚げバナナ」が主食の国があるそうなのです。

すべての食事と一緒にプラタノを食べるとのことでした。(知らなかったよォ!)

一度、

「Do you wanna try?(食べてみる?)」

と勧められました。

南米系アメリカ人のお皿の上に載っていて、フォークで食べている途中のものを勧めてきました。

見た目もちょっと、べちょっとしているし、明らかに隣の別の食べ物(←こちらもなんだか不明)と混ざっているようです。

即座に、微妙さを感じました。

「No Thank you」と言いました。

プラタノ・・・うーん、世界は広い。

主食に「お米」、「パン」以外があったとは・・・。

世界は、広く、そして、深い。

2.Viva La Vida(生きることを楽しむ)

南米系アメリカ人(Spanish)は、Viva La Vidaです。(まさにこの歌のような感じだと思います。)

生きることをとにかく楽しみます。

筆者は、NYでも世界でも有数の超高級住宅街に住んでいました。

しかし、筆者の住んでいた家は、ピンポイントで、実は、Spanishのみ住んでいる1角(数件)とのことでした。

確かに今思うと、よく家の前の階段に、人が座って、おしゃべりしているという光景があったのですよ。(←典型的な南米風になぜ気づかなかったのか。)

住んでから気づいたのですが、ビル1棟丸ごと南米祭り(付近も数件)だったのです。

階の上では、土日は必ずダンスパーティをしているようでした。

筆者のベットの上の天井からは、夜の2時まで大音量のラテンミュージックと足音が聞こえていました。(踊っているからだと思われます。)

筆者も週末は、23時に帰宅していましたが、帰ってもさらに3時間続く、大音量のラテンミュージック。

うるさすぎて、眠れませんでした・・・。(ホント購入物件でなくて良かった・・・。)

土日は、朝の2時以降にやっとまともに寝れるので、当然、翌朝、まるで起きれませんでした。

9時からのソフトボールの試合に間に合わないので、ついには、チームの人が車で迎えに来てくれるようになりました。

しかし、そのソフトボールの試合も、ベンチで、ほぼ寝ている状態なことが多々ありました。(ダンスパーティのせいで・・・。)

3.まとめ

南米系アメリカ人と住んでみるのは、楽しいことです。

彼らのViva La Vidaな価値観=生きる喜びに満ち溢れた姿を見ていると、

「あぁ、生きることの意味を考えちゃうなぁ。もっと遊んだり、人生をエンジョイした方がいいかも。」などという南国感覚がよみがえってきます。