ローマからチュニジア(アフリカ)への軽い船旅

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筆者は、ローマのチポタベッキョという港からサルディニア行きのフェリーに乗ったことがあります。

チポタベッキョの港には、「チュニジア行き」のフェリーもあり、

「え?チュニジア行けるの?こんなに手軽に?アフリカなのに?行ってみたいな!!!」

と、急激に行き先をアフリカのチュニジアに変えたくなる衝動に駆られました。

結論として、

「いや待てよ。事前学習なしで一人でチュニジアに行ってしまい大丈夫なのだろうか?」と思いとどまりました。

では、ローマからチュニジア(アフリカ)へはそんなにお手軽に行けるのでしょうか?

少し調べてみました。

1.ローマからチュニジア行きのフェリー(冒険の香り)

やはり2023年1月14日現在でも、ローマからチュニジア行のフェリーがありました。

港はチポタベッキョ(Civitavecchia)です。

すでに、ローマからチポタベッキョってどうやっていくんですか?という疑問があるとは思います。

正解は、ローマの鉄道駅(テルミニ駅)から、チポタベッキョ行きの鉄道に乗ることです。

日本円だと670円で、普通電車で56分、特急で38分となります。

社内でイタリア人が話しかけてくるので、チポタベッキョに行きたいと言っておくと、着いたら大抵教えてくれます。(ヨーロッパの人は親切!)

そして!!!

チポタベッキョについたら、

「To Tunis」(Tunisiaの首都がTunis)

に乗ります。

1週間に2便あるとのことです。

船会社は、GNV(4時間15分) で63ユーロになります。

GNVのホームページから予約できます。

2.チュニジアってどんな国なんだろう?(事前学習)

アフリカ・アラブ・地中海文化の国とのことです。

う~ん、惹かれる。

チュニスは、古代のフェニキア人の街です。

フェニキア人って世界史で暗記しませんでした?

歴史家ヘロドトス、エジプト、バビロニア、都市国家、アッシリア、アッカド語・・・。

う~ん、かつて暗記した香りがたんまりとする、懐かしい世界史の世界。

おっと、やばい。

チュニジアには、カルタゴがあったとのことです。

カルタゴ。古代地中海世界であれほど重要な役割を果たしたカルタゴ。

あの世界有数の貿易港は、現在のチュニジアにあたるのか・・・。

第一次ポエニ戦争、第二次ポエニ戦争、第三次ポエニ戦争・・・。

世界史の頻出単語のオンパレード。

カルタゴと言えば、ハンニバルですよ。

チュニスに行けば、懐かしの受験世界史の世界に浸れますよ。

1979年に世界遺産に指定されています。

遺跡は、チュニス空港から車で20分~30分です。

※アフリカなので、治安に注意!

外務省情報によると、チュニスは、危険レベル1で注意するくらいで良さそうですが、南部のサハラ砂漠方面は治安が不安定なので行かないほうがいいそうです。

3.まとめ

チュニジアには、行き損ねた筆者ですが、次回、イタリアを訪問する際には、ぜひ、チュニスに寄ってみたいですね。

ローマからたったの4時間半でたどり着けるチュニス&カルタゴ遺跡。

地中海世界をリアルに体験するために、船で行きたいですね。

メディナ(旧市街)で洋服を買ってみたいですし、なんと南部にはサハラ砂漠があり、ラクダに乗れるそうです。

ぜひ行ってみたい!!!