起業と社畜を比較してみる(あなたは1度しかない人生をどう生きるか?)

「起業と社畜どちらが良いのか?」

「起業したいけど社畜を辞めると何かおそろしいことが起こるのではないか?」

「社畜として生きているがこれでいいのか?」

こういった場合どうしたらいいのか?疑問に答えます。

1.本記事の信頼性

本記事を書いている筆者は税理士事務所の経営者であり現役税理士です。

筆者は、税理士としてはめずらしく大企業での社畜経験も持ちます。

また、現在は税理士事務所の経営者として、起業しています。

今回の記事は、社畜・起業両方を経験した筆者が、起業と社畜を比較してみる(あなたは1度しかない人生をどう生きるか?)の記事を書いてみました。

2.読者さんへのメッセージ

「社畜として生きているがこれでいいのか?」、「起業したいけど社畜を辞めると何かおそろしいことが起こるのではないか?」、「起業と社畜どちらが得なのか?」

こういった場合どうしたらいいのか?疑問に答えます。

結論としては、あなたの状況よりどちらが良いのかが決まります。

筆者は、あなたの状況わからないので、何ともいえません。

あなたのことが世界で一番わかっているのは、あなたなのです。

(※人による差があるので、あくまで判断は自己責任でお願いします。)

それでは、早速見てみましょう。

3.起業と社畜を比較してみる(あなたは1度しかない人生をどう生きるか?)

①起業のメリット

起業のメリットA:自分で仕事やチャンスを作れる

起業の最大のメリットは、自分で仕事やチャンスを作れることです。

なぜかというと、独立すると誰にも何にも言われないのです。

誰かに自分の「Job Description」(自分の業務)が設定されていないのです。

「やってみようかな。」と思ったら、その仕事を入手するための行動が1秒でとれるのです。

筆者は、社畜歴が長かったので、初めは、

「アレ?」という感じでした。

あまりにも誰にも邪魔されないものだから、

「アレ?なんだ、すーっと行っちゃった!」という感じでした。

いつの間にか、起業していて、起業してからすぐになぜかお客さんがそれなりにいらして、いつの間にか税理士業務を提供して、いつの間にか講師になっていたのです。いつの間にか試行錯誤しているうちに、業務のIT化も達成されていきました。

これは、筆者自身も驚きました。

「アレ?アレ?私、いつの間にか起業しているよ。」とそういう風に感じました。

誰かに一切反対されず、自分で仕事やチャンスを作れることは起業の最大のメリットです。

起業すれば、あなたは、あなたの会社、あなたの人生そのものを作ることができるのです。

起業のメリットB:空気を読まなくていい

起業のメリットとしては、空気を読まなくていいということです。

なぜかというと、起業すればあなたが空気を作れるからです。

あなたが雇う従業員はあなたの空気に合わせてくれますから、あなたはあなたのままでいられるのです。

あなたの空気、あなたの会社、あなたの人生がすべてあなたらしくなります。

筆者は長らく社畜をしていました。

筆者の社畜時代に勤めた会社には、ダイバーシティ文化で各自が自分らしくいられる会社もありましたが、ある種のよくわからない息苦しさ(※空気読み文化)が蔓延していた会社もありました。

起業すると社畜時代の息苦しさがなくなります。

起業のメリットC:嫌がらせを一切受けない

起業して最高の爽快感がジャイアン・ジャイ子的な人が自分の人生からすーっと消えたことです。

起業して仕事が増えてきて、人手が必要な時は、外注を使えば、嫌がらせは一切受けません。

従業員の誰かを雇ったとしても雇い主であるあなたに嫌がらせをする人はまずいないでしょう。

起業すると、自分とお客様の2者の関係となります。

お客様からの嫌がらせも、方法を工夫すると一切受けないようにできます。

筆者が社畜時代は、どの会社においてもジャイアン・ジャイ子的な人が必ずおり、嫌がらせをされたり、嫌がらせが見られたりしました。

「よくこんなこと思いつくな~。(呆れ)」という嫌がらせもありました。

筆者は、会社というのは、仕事をしに行く場であって、何かバツゲームを受ける場ではないと思うのです。

しかし、会社・学校など人が3人以上集まると、なぜかジャイアン・ジャイ子的な人が絶対に発生し、なんらかのバツゲームを受けるハメになります。

なぜか0にはならないのです。

生き物としての習性なのでしょうね。

筆者は、こういうジャイアン・ジャイ子的な人は、どこに行ってもいるので、無視するという対応をしていました。

しかし、ジャイアン・ジャイ子は、存在そのものがダークなため、社内の空気も汚染されていたように感じます。

ジャイアン・ジャイ子から、ダメージを受け、メンタルやられてしまう人も多いです。

起業するとジャイアン・ジャイ子がそもそも存在しないクリーンな世界があなたの目の前に広がります。

起業のメリットD:得意な仕事ができる

起業のメリットとしては、得意な仕事ができるということです。

起業のメリットで書いたとおり、起業すると、あなた自身が仕事を作り出すようになるので、得意でない仕事は、作り出さなければいいのです。

得意な仕事のみ、「当社の業務内容」として、得意でない仕事は業務内容に上げなければいい、そういうことです。

ラーメン屋さんのメニューにパスタは載っていませんよね。

耳鼻科で眼科の視力検査はできませんよね。

起業すれば得意な仕事のみをすることができるのです。

②社畜のメリット

社畜のメリットが一番高いのは、あなたが、上場超優良企業・公務員で入社した場合です。

筆者が優秀な友人たちに聞いたところ、上場超優良企業・公務員は、選抜試験が厳しいため、まともな人が多く、起業のメリットCで紹介した「嫌がらせを一切受けない」という状態が維持されていることが多いそうです。

また、優良企業では、自分でどうしようもない状態がきても2年位で移動ができるそうです。

さらに、移動の希望を出すこともできます。

優良企業の社畜でいると、起業のメリットA「自分で仕事やチャンスを作れる」や起業のメリットB「空気を読まなくていい」は、得られない可能性が高いです。

しかし、そんなことよりも、優良企業の好条件環境で、それなりの仕事をして、ぬくぬくと社畜した方がお得です。

優良企業では、あなたが、特段仕事ができることをそもそも求められていませんので、あなたは、それなりに仕事をし、それなりに善良な社畜であればよいのです。

あなたは、しょうもない企業に就職した同級生から、「ハングリー精神がない。」、「人生は1回だから、チャレンジした方がいい。」など言われても、無視してぬくぬくと社畜でいればいいのです。(※基本的に人は無責任に自分の見解を押し付けてきます。)

ただ、優良企業でも営業職でノルマがきつすぎて、生きるのがしんどいレベルまで行っていると、起業がお得な場合もあるでしょう。

③起業と社畜の比較結論

結論としては、あなたの状況によって、起業と社畜のどちらが良いのかが決まります。

会社で激しく嫌がらせを受けていてメンタルやられてそうという緊急事態である場合は、まず第一に、会社に対応を求めてみましょう。

上司が嫌がらせをしてくる場合は、上司の上司に相談です。

会社が何もしてくれない場合は、見切りましょう。

あなたの会社の経営者・上司は、従業員にそれなりに快適な職場を与えることができないのです。

そういう職場がなければあなたが作ればいいのです。

現代は人手不足ですから、仕事を選ばなければ、起業に失敗した後に転職もできます。

会社を辞めたら、なんかおそろしいことが起きるような気がしますが、起きないこともあります。

あなたが、一般的に聞くと、優良上場企業に就職したように見え、親や周囲の人がとても喜んでいたけど、実はノルマが非常にきつく、毎日会社に行くのにお腹が痛くなるという状況であると、社畜を辞めるのが恐ろしく感じることがあります。

これが善良な人が典型的にメンタルやられるパターンです。

筆者の周りには優等生が多いので、こういう話はたくさん聞きます。

こういう言い方はなんですが、親は確実にあなたより早く死にます。

緊急事態においては、周囲の人に何と言われようと、無視してください。

自分の命を守ることを常に考えてください。

社畜を辞めると新しい快適な未来が待っているケースもあります。

(※個人によりますので、あくまでも自己責任でお願いします。)

あなたの人生が素晴らしいものになりますように。