一人親方の税金のポイント5選

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「一人親方はどんな税金を払うのだろう?」、「一人親方の税金はいくらくらい?」、「一人親方が税金を払わないとどうなる?」

といった疑問に答えます。

1.本記事の信頼性

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ポートサイド税理士事務所 所長税理士 長島 彩

本記事は税理士が執筆しています。

税理士は、国によって与えられた税金の専門家としての資格です。

特に筆者は建設業や1人親方が得意な事でしたので、本記事には信頼性があると言えるでしょう。

2.読者さんへのメッセージ

本記事は3分ほどで読み終わります。

3分後にあなたは「ヤッホー1人親方の席についてよくわかったぜ!」となるでしょう!

では、1人親方の税金のポイント5選はじまりはじまり~!

3.一人親方の税金のポイント5選

一人親方の税金のポイント①:税金はいくらぐらい?

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個人事業主の平均所得は大体400万円前後と言われています。

平均所得と言うのは売上から経費を引いたもののことです。

サラリーマンの平均年収は、400万円といいますから、個人事業主の所得と同じ位なんですね。

とても不思議な感覚ですね。

個人事業主の平均所得とサラリーマンの平均年収はほぼ同じようです。

さて、では一人親方に戻りましょう。

一人親方は、個人事業主というパターンが多いです。

と言うことで一人親方の平均所得は400万円になり、税金は約50万円になります。

イメージ的には11%税金を払うというところですかね。

では、一人親方の平均所得400万円に係る税金50万円について、内訳を見ていきましょう。

一人親方の税金のポイント②:税金の種類

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一人親方が支払う必要がある税金は、所得税、住民税、事業税、消費税になります。

メインが所得税になって、付随物が住民税と事業税同様に考えて大丈夫です。

それとは別に消費税が別立てで発生すると言うイメージです。

ではまず所得税、住民税、事業税について解説していきましょう。

所得税は、一人親方が稼いだ売上から経費を引いたものに税率をかけて計算する税金です。

要は、稼いだ金額にかかる税金のことです。

住民税と事業税は、所得税をベースに計算します。

この所得税、住民税については、サラリーマンの人も実は支払っている税金です。

日本で社会人になってお金を稼ぐと、誰もが所得税と言う税金を払う必要があるのです。

ちなみにアメリカもそうです。おそらく全世界、社会人は所得税を支払う必要があると思います。

一人親方の税金のポイント③:インボイス制度

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一人親方の税金においてインボイス制度は大事です。

「インボイス制度っていうのは一体何なのか?最近よく聞くけど全くわからないなぁ。」と言う方に朗報です。

インボイス制度と言うのはまず消費税に関する制度です。

さきほど所得税、住民税、事業税については説明をしました。

消費税は完全に別立ての税金です。

消費税は日本で何かを売ったり買ったりする場合に支払わなければならない税金になります。

一人親方であるあなたも、工具を買ったら消費税を払っていると思います。

またあなたがお昼に唐揚げ弁当を買ったら、その時も消費税を払っていると思います。

さてさてインボイス制度に戻ります。

2023年10月からインボイス制度というのが始まります。

そうすると、ほとんどの一人親方が、消費税を支払うことになるでしょう。

インボイス制度は、140カ国で導入されている税金の制度です。

日本では、導入がすごく遅れてしまいました。

本来であれば30年前に導入されていた税金の制度なのです。

一人親方は、インボイス制度が導入されると、消費税という税金を支払う必要が出てくる可能性が高いです。

インボイス制度の判定は難しく、届け出の提出や、消費税の申告書の提出などもあるので、税理士にしっかり相談しましょう。

と言うことで、まとめると、インボイス制度は一人親方の税金の中で重要なポイントになるのでしっかり覚えておきましょう!

一人親方の税金のポイント④:(悲報)確定申告書を提出しないと・・・


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一人親方の税金のポイントとして、一人親方が確定申告を提出していないとどういうことになるかをお知らせします。

悲報が待っています・・・。

まず確定申告とは、一人親方の所得税の金額を計算する書類のフォーマットになります。

全く知らないでこれを提出しないとどうなるかと言うと、所得税、住民税、事業税が未払いと言うことになります。

所得税と言う税金の計算をせず、所得税、住民税、事業税が未払いと言う事は、流れ的に消費税も未払いの可能性が高いと思います。

つまり、一人親方が払うべき4種類の税金全てが未払いと言う事になります。

そうなるとどうなるか?

税務署、市役所区、役所全てがお怒りになり、連絡がきます。

そして税務調査が行われ、詰められます。かなり詰められます。

その上、本来だったら50万円でよかった税金に、上乗せして払わなければいけなくなります。

数年前から税金未払いだと上乗せ分がさらに厳しくなります。

かなりの金額を上乗せで支払わなければいけなくなります。

さらにあなたの一人親方業がうまくいって、法人化しようと考えた場合に、過去の税金を払っていないと、法人化うんぬんと言うところまでいきません。

法人化するにあたって、税理士は確定申告を見て、その上で法人化について検討していきます。

その際に確定申告をしていない、税金を払っていないと言うことが判明すると、税理士は厭きれ果てます。

あなたのために働く気を失います。

よって、一人親方が自分で法人化することになります。

自分で法人化するとなると、当然、猛烈な量のミスが発生してきます。

法人でミスすると、さらに厳しい社会的詰めが待っていることになります。

放置した税金の金額も膨大になり、下手すると法人化したらすぐ倒産する羽目になります。

これとは別に確定申告していないと、クレジットカードを作れなかったり、子供が保育園に入れなかったり、事業がうまくいかない時に補助金をもらえなかったり、あらゆることで何をしようにもうまくいかなくなります。

妻からも信頼を失われ、「さようなら!」ということもあるでしょう!

一人親方の税金のポイントとしては、必ず確定申告をするということです。

確定申告をしていないと、本当にひどい目にあいます。確定申告は絶対にしましょう。

めんどうくさかったり、わからなかった場合は、税理士に丸投げしましょう!

レシートをレターパックに詰めて、郵送するだけで、税理士があなたに代わって確定申告をしてくれます!

一人親方の税金のポイント⑤:一人親方の税金シュミレーション

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一人親方の税金支払い額がいくらになることかと言う事は、事前にシュミレーションをすることができます。

売上が大体わかっていれば、税理士に依頼すれば、所得税はいくら位で、住民税はいくら位で、事業税はいくらぐらいですねとシュミュレーションしてくれます。

税金をしっかりシュミュレーションしておくと将来の計画が立てられるので、一人親方の事業計画にとっては重要なことですね!

大きな会社も必ず税金というのはシュミレーションしています。

一人親方であるあなたも大企業並みにしっかりとした基盤を作りましょう。

しっかりとした基盤を作っておけば、あなたが従業員を雇って法人化するだとか、どんどん会社が大きくなって地場ゼネコン化するとかもありえます。

もっとあなたが事業が上手ければ、ゼネコン上場企業になることも可能です。

今は一人親方であるあなたの夢は、無限に広がっているのです。

その一人親方の成功のポイントとしては税金をしっかりするということです。

基盤をしっかり固めるために、しっかり税金を払いましょう!

4.「一人親方の税金のポイント5選」のまとめ

本記事のまとめ

本記事は一人親方の税金のポイント個性について記載しました。

重要なポイントを振り返ってみましょう。

税金はいくらくらいか?というと、大体50万円、税金の種類は、所得税、住民税、事業税、消費税、インボイス制度を税理士に相談、確定申告は必須(税理士丸投げが吉)、税金のシュミレーション事業計画に役立つと言う事ですね。

この記事を読んだ一人親方であるあなたがすべきこと

・税金のポイント5つを口に出してみる

・確定申告を丸投げできる税理士を探す

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あなたの一人親方としての未来が素晴らしいものになりますように!応援しています!