美容院開業の立地-押さえておきたい2点
「美容院開業の立地ってどう選べば?」
「美容院の立地を外すと大変なことになりそうだ どうしたら?」
教えて税理士彩先生〜!
もくじ
1.本記事の信頼性
本記事は、税理士彩先生が書いています。
美容院を開業したい!といざ思い立ったはいいものの、いざ開業の準備を始めるとなると何から手を付けてよいのかわからない…
という開業希望者も多いことと思います。
ここでは、まだ漠然とではあっても「こういう美容院にしたい!」「場所は〇〇辺りにしたい」などという思いをお持ちの開業を志す方のために、税理士による美容院の開業のためのミニ講座としてさまざまなテーマでお話させていただければと思います。
なお 本記事は、3分ほどで読み終わります。
3分後にあなたは「美容院の開業の立地について分かったぞ!」 ということになるでしょう!
2.美容院開業の立地-押さえておきたい2点
美容院 開業の立地 ポイント1.不動産屋へ営業をかける
先ず、美容院を開業したいと思う際に初期の段階で直面する大きなテーマとして「立地」、すなわち「どの場所で美容院を開業するか?」という課題があります。
このテーマに関しては、税理士などの専門家に開業のご相談をされるよりも前に実際に店舗探しに奔走されている方も多くいらっしゃるかと思います。
ここでは、そのような開業希望の方がどのように美容院の店舗を探せばスムースにいきやすいのか?についてお話させていただきます。
今の時代、そしてこのご時世ですから、店舗を開業される際に最初にどの情報源をメインに探し出すかと言えばやはり「インターネット」で手軽に美容院の店舗用物件を検索される開業希望者も多いでしょう。
ただ、これは開業にあたってネット経由で物件探しをする際の特徴でもあります。
「複数のサイトを見ても情報源が同じ(いわゆる”独自情報”が少ない)」「すでにたくさんの競合(ライバル)も美容院を開業すべくいろいろと探し回って見ています。
有望物件はすぐに契約されて先を越されてしまう」などの事態に直面しやすいのです。
われわれ税理士へのご相談の前のこうした開業準備段階では、このような事態を極力早く突破せねばというところでしょう。
やはりフットワークのいい不動産仲介会社に相談し、美容院の開業に適した店舗用物件の新着情報をできるだけ早くご連絡いただくなどの策を講じるのが最善ではないかと思います。
ここで重要なのは、まずひたすら不動産仲介会社を訪問することです。
物件の情報がこない際でも、定期的に不動産仲介会社に営業しましょう。
そうすると、不動産仲介会社の方も「熱意を感じて」よい物件をいち早くご連絡いただけることがあります。
美容院開業の立地 ポイント2.現地を歩く
また、すでに「ここで美容院を開業したい!」「この場所で美容院の店舗を借りたい!」「この場所が気になっていて、今年中にこの辺りで美容院を開業したい!」という具体的な計画があることがあります。
実際に美容院の開業に適した立地・条件かどうかの検証をするために、現地を歩いてみましょう!
ご自分の目で・足で美容院の開業に最適な物件を探すのも有効な手段であると思います。
特に、美容院のような店舗型の形態ですと開業する立地というのは業績・経営に大きく影響します。
ゆえに、開業する美容院のコンセプトにマッチした場所選びが重要になってきます。
そのため、
①自分の開業する美容院のコンセプトに合わせた場所を選ぶ(駅前なのか、ロードサイドなのか、学生街なのか、住宅地なのかなど)
②客層・ターゲットを想定し、美容院の開業を希望する場所がそれらに合致しているか(若者メインなのか、ファミリー層なのかなど)
…といった基準で美容院の開業の場所を選んでゆくのがよいでしょう。
また、美容院の開業のためには場所はもちろんこだわりたいところなのですが、そうは言っても理想的な物件はどうしても賃料が高くなりがちです。
それに、美容院のような店舗型の形態ですと固定費は業績次第で柔軟に減らしたりすることが中々難しいので、そのあたりの条件面も含めより慎重な物件選びが求められると言えましょう。
美容院開業の立地 ポイント3.データを分析する
また、美容院の開業にあたっては開業を希望しているエリアの集客の見込みも当然重要です。
そのため、美容院を開業したい物件の目星がつき次第、その当該エリアの「動態」のチェックも早い段階で入念に行いましょう。
実際に美容院を開業したい物件のある現地に出向き調査をする、各種データ(駅の乗降客数、当該エリアの人口や世帯数など)を調べて確認しましょう。
実際に「ここは美容院を開業・経営するのに向いているのか?」を判断することができるでしょう。
美容院の開業を希望する立地の特徴を把握し、開業する美容院との「相性」を考え、検討してみてください。
税理士と契約する前段階での美容院の開業準備として、これらのような美容院店舗用の物件選定を行うにはだいたい目安として1か月~半年ほど見ていただくとよいかと思います。
3.本記事のまとめ
本記事のまとめ
本記事は 美容院開業の立地についてまとめました。
不動産屋に営業をかける、現地を歩く、データを分析するがポイントです。
本記事を読んだあなたがすべきこと
・現地を歩きながら、現地の不動産屋に営業をかける
・税理士を予約しておく
開業をすると、あっという間に年末になります。
年末になると税理士の予約が混み合います。
早めに税理士に連絡して、確定申告丸投げの予約をしておきましょう。
手間がかかる会計は領収書・レシートは、クリアフォルダに入れて郵送するだけでOK。
丸投げ対応の税理士が楽々です。
料金は 左上のタブから全部見ることができます。
あなたの美容院開業で素晴らしい立地が見つかりますように!