クラウド会計のメリット・デメリット
2024/1/8更新
もくじ
1.本記事の信頼性

本記事は税理士長島彩が執筆しています。
税理士長島は、長い経理人生においてありとあらゆる会計ソフトを経験しているので、会計ソフトに大変詳しいと言えるでしょう。
よって本記事(クラウド会計のメリット・デメリット)には信頼性があると言えます。
なお、本記事は、3分ほどで読み終わります。3分後にあなたは、
「クラウド会計のメリット・デメリットについて少しわかった気がする。」ということになるでしょう。
2.クラウド会計のメリット
クラウド会計のメリット①:売上や経費レポートをタイムリーに出せる

例えば、マネーフォワードでは、試算表、キャッシュフローレポート、収益レポート、費用レポート、収入先レポート、支出先レポートなどの各種レポートを出すことができます。
月次で詳しい計画を立てたい経営者や月次で会計・財務について詳細に打合せをしたい経営者にはクラウド会計はおすすめです。
会計についてしっかり把握して、次の投資計画を立てたい経営者などにおすすめです。
丸投げだと、ここまで詳しく月次に対応していないので、これはクラウド会計の大きなメリットであると言えます。
クラウド会計のメリット②:カメラで撮影して仕訳入力を行うことができる(電子帳簿保存法に対応済みなら紙で書類を保管しなくても大丈夫)

現在、電子帳簿保存法が進んでおり、いずれか全ペーパーレスの流れに向かっています。
クラウド会計とクラウドストレージを100%使いこなせば、会計に関する紙の保管が必要なくなり、オフィススペースを狭くして、家賃を節約することができます。
また紙の書類を保管するとなると、ファイリングのための材料発注、ファイリング人材の人件費、広いオフィススペース、時には外部の文書保管倉庫なども必要となりますが。これらの経費をすべてカットすることができます。
特に、家賃と人件費のカットが大きなものとなるでしょう。ここで浮いた経費を未来の事業のための投資に使うことができます。
例えば、マネーフォワードの場合は、「マネーフォワードクラウドBox」に全ての帳票を保管すれば、自動的に電子帳簿保存法に適合した形になるので、安心です。
メールなどで受け取った請求書については、「2024年1月1日以降に電子的に受領した請求書」などは電子帳簿保存法の要件に則って電子保存する必要があるのでご注意でう。
クラウド会計のメリット③:書類をプリントアウトしたり、税理士事務所に郵送する経費が減る。

クラウド会計の丸投げに比べてのメリットとしては、書類をプリントアウトする必要がなくなるということがあります。
会計書類の中には、メールなどで送られてくるものもありますが。丸投げの場合は、他の書類と合わせて紙をプリントアウトして、まとめて郵送しなくてはなりません。
そうなると、自社でメールに添付された請求書を確認して、クラウド会計に入力すればいいものも、いちいちプリントアウトして、税理士事務所に郵送しなくてはならなくなるのです。
ネットバンキングやクレジットカードの明細は、何十枚に渡る場合もあり、プリントアウトしているうちにインクがなくなくなったり、紙が詰まったりと、時間と余分な経費がかかります。
クラウド会計の場合は、自社でデータを目視で確認して入力したり、ネットバンキングやクレジットカードの明細は連動できるので、プリントアウトしなくてもOKというのがメリットでしょう。
また、丸投げの場合は、様々な紙の資料をレターパックに詰めて、宛名シールを貼って、郵便ポストに投函するという人件費と消耗品費もかかりますが、クラウド会計の場合が、これらがかからないということも魅力でしょう。
クラウド会計のメリット④:ネットバンキングやクレカと連動できる

クラウド会計のメリットは、ネットバンキングやクレジットカードの明細と連動できることです。
ただし、レシートや領収書が正規のものとなるので、取り込みをしただけではなく、照合して、確認をすることを忘れないようにしましょう。
クラウド会計のメリット⑤:請求書作成ソフトから連携できる

クラウド会計の丸投げと比べたメリットとしては、請求書作成ソフトから連携できることです。
丸投げの場合は、自社で請求書を発行し、それを税理士事務所でもう一度、会計ソフトに打ち込むということになるので、1つの工程に対して2度人件費が発生することになります。
またその請求書をレターパックに詰めて、税理士事務所に送るという人件費も発生します。
クラウド会計の場合は、1つの工程をもう一つの工程に連動することにより、人件費の発生を1度に抑えられるのがメリットでしょう。
クラウド会計のメリット⑥:複数のPC、タブレットから使える

クラウド会計のメリットとしては、複数のPCから使えることがあるでしょう。
これにより、会社では、作業効率のいい、デスクトップPCを使い、出先ではタブレットで確認するなどという方法で使うことができます。
3.クラウド会計のデメリット
クラウド会計のデメリット①:社長自ら入力するか、経理の人を雇う必要がある

クラウド会計を丸投げと比べるデメリットとしては、経営者自ら入力するか経理の人を雇う必要があることです。
しかしながら、請求書、ネットバンキングやクレジットカードと連携すれば、入力部分を最小限に抑えることができるので、ITが得意な経営者や経理の人がいれば、なんとかなるでしょう。
不明点はポートサイド税理士事務所に聞けば、ばっちりです。