浅野総一郎(横浜の大富豪)にタイムトラベルで会えるなら!?【ビジネスでの悩みは大富豪に聞け!】―前半

「コロナで家族が病気になりました。浅野総一郎ならどうする?」、「ビジネスで失敗しました。浅野総一郎なら次の1手は?」、「コネ0で辛いです。浅野総一郎ならどうする?」等の疑問に答えます。

1.読者さんへのメッセージ

横浜が誇る大富豪、浅野総一郎。

7回ビジネスに失敗し、8回目で大成功!

「もしも戻れるなら明治時代に戻って、浅野総一郎に色々聞きたい!」

「浅野総一郎にコンサルを受けたい!」

ということで、今回は、ビジネスを行う皆様が明治にタイムトラベルして浅野総一郎にコンサルを受けてみるという設定の記事を書いてみようと思います

あなたの悩みが少しでも解決できると嬉しいです。

2.タイムトラベルして横浜の大富豪 浅野総一郎に会えるなら!?

さぁ、タイムトラベルだ。

明治時代に戻っていきましょ~!

3.浅野総一郎とは?

あなたは、横浜の名門浅野学園を知っていますか?浅野学園は実は偏差値72のスーパー男子校になります。この浅野学園を大正初期に設立したのが、浅野財閥の創始者・浅野総一郎です。

浅野財閥は、幕末生まれで、明治から大正にかけ、7転び8起きの精神で、関係会社100社をもつ横浜随一の財閥を作り上げた天才経営者です。

浅野財閥の主な事業はセメントで、浅野総一郎は、「セメント王」として有名です。

4.浅野総一郎によるコンサルティング(お悩み別)

悩み①:コロナで家族が病気になり困っています。

浅野総一郎コンサルによる解答(想像)

「僕は、幕末生まれです。富山の薬売りで有名な富山県において、村医者の長男として生まれました。

では、僕、浅野総一郎が14歳の時に流行った死の病は何でしょうか?

1.コロナ

2.結核

3.コレラ

正解は、3のコレラです。

僕、浅野総一郎は当時代診にも行っていました。僕の家族はコレラでほとんど亡くなってしまいました。母と弟しか残りませんでした。僕は現状打破のため、商人になりました。

まず僕は織物業を始めました。」

ということで、セメント王になった、浅野総一郎も14歳で家族をコレラで亡くしています。そして、その時に、セメント王浅野総一郎がとった選択肢は、新規一転して、商人になるということでした。

今、コロナで家族が亡くなったり、病気になったりして、困っている方は、新規一転ビジネスを始めましょうというのが浅野総一郎にコンサルを依頼した時の回答だと思います。

浅野総一郎は、町医者の補助から、商人に転換したのです。

あなたも、コロナで行き詰ったら、新規一転、別業種に転換というのが1つのアイデアです!

悩み②:ビジネスで失敗しました。どうしたら、いいでしょうか?

浅野総一郎コンサルによる解答(想像)

「僕、浅野総一郎は、1回目のビジネスでは、織物業を始めました。そして僕は、2回目のビジネスとして人を雇ってお醤油の醸造を始めました。しかし、失敗しました。

 僕は3回目のビジネスとして、稲次機の貸出業を始めました。」

ということです。

浅野総一郎コンサルに聞けば、多分、1回目~3回目のビジネスの失敗では、どうしたらいいかというと、「異業種のビジネスを始めてみよ。」と答えるでしょう。

織物業→お醤油の醸造→稲次機の貸出と、1~3回目のビジネスは「すべて異業種」です。

大体、転職においては、異業種の転職は、キャリアとみなされないと言われますが、起業の場合は、全く問題ないようです。

浅野総一郎を見れば、異業種のビジネスを興すことは、むしろ成功につながると言えるでしょう。

あなたも、ビジネスに失敗したら、異業種ビジネスをはじめるというのが1つのアイデアです!

悩み③:3回連続ビジネスに失敗しました。どうしたらいいのでしょうか?

浅野総一郎コンサルによる解答(想像)

「僕は、3回目に稲次機の貸出事業を始めました。

しかし、稲そのものが不作の年であったため、貸出が増えず、また失敗して、借金が残りました。

 しかし、頑張る僕を見ていた庄屋さんが『婿に来ないか?』と誘ってくれました。」ということです。

3回ビジネスに失敗して、どうしたらいいか?というお悩みを浅野総一郎コンサルに聞けば、

多分、3回目失敗したら「結婚して、再起復活のチャンスを狙えばいいじゃないか!?」という回答になると思います。

優秀な青年が婿に選ばれるのは、結構あることです。今の時代でいうところのヘッドハンティングのようなものです。

失敗したのに、ヘッドハンティングされるとは、浅野総一郎は、相当にポテンシャルがあったのでしょう。結局、最終的に自力で横浜の「セメント王」になり、財閥を築いた訳ですから、この庄屋さんは、最高のヘッドハンターであった訳です。

福沢諭吉の娘婿の福澤桃介も、慶應義塾で目立ったイケメンであったので、福沢諭吉の娘の結婚相手に抜擢されました。この福澤桃介も、「電力王」と呼ばれる大実業家になりました。

実は、アメリカの初代大統領であるジョージ・ワシントンも、元々中流階級出身でしたが、裕福な未亡人と結婚して、資産や社会的地位を大幅に増やしたのです。これも、もしかしたら、ジョージ・ワシントンのポテンシャルがすごく、抜擢された例かもしれません。

そして、浅野総一郎は庄屋の娘と結婚します。

庄屋さんから資金を得て、畳やゴザを売る商社を設立しました。

あなたも、ビジネスに失敗したら、方向転換して、入婿になるというのが1つのアイデアです!

悩み④:事業失敗で倒産して、離婚で悲惨です。どうしたらいいのでしょうか?

浅野総一郎コンサルによる解答(想像)

「僕は、結婚後、義理の父である庄屋さんの助けを得て、畳やゴザを売る会社を設立し、北海道まで売りに行くなど一時商売は順調でした。

しかし、大量に仕入れたお米が凶作により不良品だったため、売れませんでした。僕の会社はまたも倒産してしまいました。

おまけに妻にも離婚されてしまいました。僕は故郷の村へ帰りました。」

事業失敗と離婚が同時に降りかかってきたら、というお悩みを浅野総一郎コンサルに聞けば、「故郷の村に帰るのがいいと思います。」という回答になるでしょう。

慣れ親しんだ故郷の村で、体力を蓄えて、充電するのがいい方法だと浅野総一郎コンサルは言うでしょう。(想像ですが。)

あなたも、事業に失敗して離婚したら、故郷で充電するというのが1つのアイデアです!

悩み⑤:借金3,900万円(300両)あります。どうしたらいいのでしょうか?

浅野総一郎コンサルによる解答(想像)

「僕は、4回目の事業に失敗し、故郷の村に帰り、しばらく休養しました。その後、再度、義理の父の支援で次は、『浅野商店』をはじめました。僕は、また、懲りずに畳やゴザを売り始めたのです。しかし、今度は高利貸しから借入しすぎてしまい、ついに300両(現在価値で約3,900万円)に達してしまいました。

いたたまれなくなり、僕は、村をでて江戸へ向かいました。」

「借金3,900万円(300両)あります。どうしたらいいのでしょうか?」というお悩みを浅野総一郎コンサルに聞けば、「しかたない。気まずいので、村を出て、東京・ニューヨークに行けばいいんじゃないか!?」という回答になると思います。

浅野総一郎コンサルは、借金3,900万円で村にいずらくなって、江戸にでてきます。

今の感覚だと、街にいずらくなって、ニューヨークにでてくる感覚に近いと思います。

いずらくなって、ニューヨークにでていくとは考えずらいですが、そこは天才浅野総一郎のマインドなのでしょう。

あなたも、借金3,900万円あったら、ニューヨークに出るというのが1つのアイデアです!

悩み⑥:コネ0、自己資金0です。どうやってビジネスを開始すればいいでしょうか?

浅野総一郎コンサルによる解答(想像)

「僕は、まず、氷水に砂糖をいれて売る『冷やっこい屋』をはじめました。かき氷や甲子園名物のカチ割り氷みたいなものでしょうか?これは売れて、多少お金が貯まりました。次に冬になったら、僕は、東京大学の赤門前でおでん屋を始めました。これも売れて、多少お金が貯まりました。」

ということです。

「コネ0、自己資金0です。どうやってビジネスを開始すればいいでしょうか?」というお悩みを浅野総一郎コンサルに聞けば、「原価のかからない氷水、おでんを売ればいいんじゃないか?季節商品だとバカ売れするかも。」という回答になると思います。

現在でいうと、かき氷屋、カフェ、ラーメン屋などにあたるのでしょうか?

季節に合わせて商品を買えるのもポイントですね。

あなたも、自己資金0なら、まずかき氷を売りましょう!というのが1つのアイデアです!

悩み⑦:開業のエリア選定に悩んでいます。どうしたらいいでしょうか?

浅野総一郎コンサルによる解答(想像)

「僕は、当時、伸びていた横浜にチャンスをつかみにいきました。当時、お菓子を包む竹の皮が割高なことに注目しました。僕は、冷やっこい屋とおでん屋の儲けを使い、竹の皮屋を始めました。」とのことです。

開業のエリア選定に悩んでいます。どうしたらいいでしょうか?という質問を浅野総一郎コンサルにすると、「開業のエリア選定は重要です。伸びているエリアに狙いを定めるのです。」との回答が返ってくるでしょう。

あなたも、開業エリアに悩むなら、発展途上国を狙うというのが1つのアイデアです!

5.「タイムトラベルして横浜の大富豪 浅野総一郎に会えるなら!?」のまとめ

今回は、タイムトラベルして横浜誇る大財閥の創始者である浅野総一郎にコンサルを受けてみたらというイメージで書いてみました。

幕末生まれの方なので、今、直接お会いするのは、不可能なのですが、浅野総一郎にコンサルを受けてみたい方はたくさんいると思います。

浅野総一郎は、天才経営者です。

あなたの悩みはすべてあっさり解決するでしょう!

後半では、浅野総一郎が、実際に財閥を形成していく過程を書いていきます。

ここでもあなたの悩みはあっさり解決すること間違いなし!

では、お楽しみ~!