自分は、会計の仕事に向いているか、向いていないか?

question3

「自分は会計の仕事に向いているだろうか?」、「自分は会計の仕事に向かないかもしれない。」、「会計の仕事に向いてないと言われた。」ということを聞くことがありました。

さて、会計の仕事に向き不向きはあるのでしょうか?

会計の仕事は幅広い。範囲内で自分の特性に近い仕事を選べる

US-flag

会計の仕事の向き不向きですが、あなたが向いている業務を会計の範囲内から選ぶことが可能です。

あなたが英語が得意なら、移転価格、国際税務、外資系企業の経理、Expat(駐在員)の経費精算、内部監査人などが選べます。

あなたが家族の問題が得意なら、相続税を選べます。

あなたがM&AやIPOが得意なら、M&AやIPOを選べます。

あなたが財務分析や融資が得意なら、銀行員になったらよいです。また、財務分析が得意だと株式投資家にもなれます。

監査が好みであれば、国税専門官や公認会計士へ向かいます。

秘書的仕事が好みなら、CFOのアシスタントや、税理士のアシスタントを選ぶこともできます。

人との対話が得意なら、税理士になって、税務相談業務を主にすればいいと思います。

あなたが、決算書が好きで好きで仕方ないのなら、決算書を読み解く経営者になることもできます。

あなたがITが得意なら会計ソフトの会社に行くこともできます。

あなたが美男美女なら、税理士や会計士になり、You Tuberになるのもよいでしょう!

会計の範囲は、かなり幅広いので、あなたにあった仕事が必ず見つかるはずです。

よって、向き不向きうんぬんは、会計の範囲内での仕事の選び方ということになります。

会計の仕事は、経験・勉強で、誰でもできる(資格業務除き)

write

会計の仕事に向き不向きがない理由としては、経験・勉強で誰でもできるということです。

ただし、資格業務には、独占業務が含まれるので、しっかり資格をとってから着手しましょう。

会計の仕事を長く勤めていて気付きましたが、会計業界には、「高卒」、「専門卒」、「大卒」、「大学院卒」、「アイビーリーグ卒」、「何十年も専業主婦だった」、「現在、イクメン」、「子育て中」、「育児ノイローゼ中」、「介護中」、「病気中」、「現在脳卒中」、「うつ病中」、「休職中」、「独身」、「既婚」、「×1」、「本人がハーフ」、「美男」、「美女」、「大富豪の息子」、「10回以上転職」、「明治の元勲の子孫」、「武将の子孫」、「大病院の息子」など様々なバックグランドの人がいました。

会計の仕事は、おそらく経験・勉強で「誰にでもできるのではないか?」という印象を受けました。

かつて、「日本人」、「中国人」、「台湾系アメリカ人」、「フィリピン人」、「アメリカ人」、「インドネシア人」、「香港人」、「オーストラリア人」、「インド人」など多様な国の会計人にも会ったことがあります。銀行員も会計人に含めると、「ニュージーランド人」、「南米人」、「イギリス人」もあります。

アジア系が多い印象ですが、会計人は、どこの国の人でもできるし、経験・勉強で誰にでもできる仕事なのです。

会計の仕事は、性別なんでもOK。もちろんLGBTも!

heart

会計の仕事は、他の多くの仕事と違って性別はなんでもOKです。

やはり大工さん、とび職などの職人、自衛官などは女性には、体力的に厳しいような気がします。(*あくまで筆者の体力での話)

その点、会計は体力を使わないので、男性・女性どちらもOKです。

LGBTもOKです。

筆者のかつての同僚で、LGBTの人は何人かいました。

会計の仕事は、LGBTであるかどうかは全く関係ありません。

性別はなんでもOKなのです。

むしろ日商簿記を持っているか?の方が重視されると思います。

会計の仕事は、何歳でもできる。

step

会計の仕事は何歳でもできます。

知り合いの方に聞いたのですが、90歳、86歳でも余裕で会計の仕事は、継続しているようです。

会計の仕事は、体力を使わず、パソコンをポチポチやって、どうにかなってしまう職業です。

高齢だから向いていないということは、全くありません。

座ったままで、短時間勤務も選べると思いますし、最近ではテレワークもあります。

会計の仕事は、何歳でもできるのです。

人生100年時代にぴったりだと言えるでしょう!

現代は、機械に細かい業務をさせる。自分は細かい性格でなくてもOK

PC

会計の向き不向きとして、細かい性格かどうか?というのが昔言われていました。

しかし、現代は、どうでしょう?

会計の仕事に細かさは昔ほど必要ではなくなっています。

マクロやVBA、RPAを駆使すれば、機械が仕事をしてくれます。

クラウドのサブスクリプションサービスをうまく利用するのです。

ITに詳しくなり、機械に仕事をさせれば、自分はチェックをすればよいだけになります。

入力の際には、細かさも必要かもしれませんが、チェックは逆におおまかな数字と動き、流れを見た方がいい場合があります。

大きく数字を見れば、逆に分析できることがあるのです。

現代は、二重線で訂正したりしないので、昔ほどの細かい性格は必要ありません。

会計の向き不向は、ITへの耐性へ変わってきているような気がします。

人になんて言われようとどうでもいい。決めるのは自分。

Success_load

あなたに会計の仕事が向いているかどうか?

そんなこと、あなた以外の誰がわかるんですか?

あなたの目の前にいる人は、あなたの生まれた日から今日まで毎日1分1秒あなたといたわけではないのです。

あなたの、ほんの1面しか見ていないでしょう。

人のほんの1面ですべてを判断するほどばかげていることはありません。

西欧などのキリスト教国では、世界で自分のことをわかっているのは、自分自身と神だけだという風に考えます。

神様以外に自分のすべて、1分1秒を見ている人はいないのだ、という理論です。

だから、相手を裁く=決めつけることはできないというのが、キリスト教圏の考え方です。

人にどういわれようとどうでもいいのです。

あなたが会計に向いているかどうか知っているのは、神様とあなただけなのです。

自分で決めれば、それでALL OKです!

「自分は、会計の仕事に向いているか、向いていないか?」のまとめ

beach

本記事のまとめ

自分が会計の仕事に向いているか向いていないかは、広い会計の範囲内から選べるので、そもそも議論にならない話である。

もし自分が会計の仕事に向いていないと感じてるなら、範囲内から違う業務をセレクトしてみるべし。

本質的に、会計の仕事は、基本的には、勉強・実務経験で誰でもできる。

向き不向きというより、勉強・実務経験が重要。最近は、+IT。

本記事を読んだあなたがすべきこと

・会計という大海に泳ぎ出てみよう!