経理に簿記検定は必要なのか?-結論、3級必須です!
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「経理に簿記検定は必要なのだろうか?」
誰もが悩むところだと思います。
税理士が導き出す、結論としては、日商3級必須と思います。
では、深堀りしてみましょう。
もくじ
1.経理に日商簿記3級?
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経理に必要な知識を確実に学べるのが日商簿記3級です。
こちらを理解していないと、
売掛金xx/売上xx
普通預金xx/売掛金xx
という経理の超基本が理解できていないことになり、業務が滞ってしまいます。
日商簿記3級がないと、会社からすると確実にお荷物社員になることは間違いないです。
筆者の経験から、簿記検定に受かっていない経理担当者は、相当、仕事に力をいれないと不利になります。
(逆に簿記検定に受かっていると「自然体」で経理ができます。)
簿記検定に受からない人は、途中で経理以外の仕事に転職してしまう人も多いです。
よって、経理をする場合は、日商簿記3級は確実にとりましょう。
最近は、オンライン試験があり、ほぼ毎日試験が受けられます。
落ちてもその場で、スマホを使い、次回の試験の予約ができるそうです。
合格率は、表向き40%ですが、上位10%は公認会計士になる予定の慶応大学の学生が受けてくるので、実質合格率は、30%となります。
ということで、受ければ誰でも受かるというレベルではなく、勉強しないと受からない試験になるので、ある程度、しっかり勉強しましょう!
日商簿記3級があれば、とりあえず、経理として採用される可能性は高いでしょう。
2.日商簿記2級以上がいらない理由
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日商簿記2級は近年、範囲が広がりすぎて、普通の経理で使わない可能性が高いマニアック論点がでています。
2級をとるよりもTOEIC(英語試験)の点数をあげた方がお得だと思います。
そうすれば、世界ベースの企業の経理に転職できますので。
世界ベース企業の経理は、日本企業の企業より、給与水準が高く、オフィスもきれいです。(最近は、テレワークかも。)
では、日商簿記2級のマニアック論点とは、何でしょう?
有価証券、マニアックな引当金、税効果会計、為替予約、本支店会計、連結決算、原価計算、CVP分析。
確実にいえますが、出題範囲の2/3は、一般の中小企業で使わないと思います。
上場企業で経理をする人は、2級をとった方がいいのかもしれませんが、おそらく、なくても大丈夫だと思います。
3. まとめ
経理をするにあたり日商簿記3級は必須です。
ここをしっかり押さえて、クーラーのある部屋で快適に仕事ができる経理の仕事をGetしましょう!
手に職をつけて、しっかり会社のお役にたちましょう!